Saturday, April 17, 2010

Korle Bu Teaching Hospital,ガーナ

-------------  撮影した写真が行方不明 
1)ガーナ大学医学部付属病院:
(Korle Bu Teaching Hospital, University of Ghana Medical School
---- P.O. Box 4236, Accra, Ghana)

遠慮なく小児科外来,手術室,病室を見学しました。手術室は照明が暗く
コンクリート剥き出し,病室の窓ガラスは一部破損。熱帯熱マラリアの子供,
PCM(Protein-Calorie-Malnutrtion,栄養失調),結核性髄膜炎などが入院中。
--------- この病院で治療を受けるには少々勇気がいるでしょう。

医学部長のDr. Emmanuel Qvaye Archampongとお話しました。

印象に残ったのは ------- 医学生は毎年60〜70名,歯学生6~10人ほど
卒業する -------- イギリス,アメリカへ留学するのも毎年数名いるが,
母国のガーナにはその5%しか戻ってこない ------------

2)野口医学研究所(The Noguchi Memorial Institute for Medical Research):
この土地で亡くなった野口英夫博士を記念して1979年に日本の援助で作られた。

三重大学医学部小児科から派遣された中野先生がおられました。日本から
持参した小児用抗生物質,風邪薬,下痢止め,軟膏などを手渡ししました。
(現在,運営は日本からガーナ大学へ移管→ http://www.noguchimedres.org/


※ 野口英世(1876〜1928)
1913年ロックフェラー研究所で進行性麻痺は梅毒トレポネーマでおこる
ことを発見した。スピロヘータの1種には彼の名前が付けられています
Leptospira noguchii)。黄熱病はウイルスでなくスピロヘータが原因だとい
う仮説を試験するために西アフリカを調査旅行したが,アクラで1928年
5月21日黄熱病で死亡。

※ 黄熱病はウイルスが病原体(yellow fever virus)。


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